人事
中途採用
2023/9/22 02:16
この記事でわかること
採用活動でミスマッチが起こる原因
採用のミスマッチで起こりうるリスク
採用活動でミスマッチを起こさないための対策法
「採用のミスマッチが起こる原因はなにがある?」
「採用のミスマッチの対策方法を教えて欲しい」
企業の採用活動に関わりがある方の中には、上記のような疑問・要望がある方もいるのではないでしょうか。
採用のミスマッチが起こると、さまざまなリスクを招きます。金銭的な損失から企業の信頼度の低下など、経営陣や人事担当者からすると何としても回避したいところでしょう。
そこで本記事では、採用のミスマッチが起こる原因と対策方法をまとめました。この記事の内容を参考に、自社にとって適切な手段を取っていきましょう。
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採用のミスマッチは、何も会社側だけに原因があるわけではありません。求職者側の原因で、採用のミスマッチが発生しているケースもあります。
離職を防ぐためには、採用のミスマッチが起こる原因をしっかり把握し、対策していくことが大切です。まずはどのような原因によってミスマッチが起こるのか詳しく見ていきましょう。

会社側が採用のミスマッチを起こしている原因をまとめました。
会社情報を開示していない
学歴や経歴だけを重視して採用している
入社後のフォロー体制がない
採用活動では基本的に求職者に対して会社情報(業務内容や福利厚生など)を公開します。
しかし公開した会社情報が不十分だったり、上手く開示できていなかったりなどのケースがあるのも事実です。当然ながら会社情報が求職者に伝わっていないと、入社後に伝達の齟齬が発覚し、トラブルが発生してしまいます。
ミスマッチを起こさないためにも会社の基本的な情報はもちろん、マイナスの側面(直近の離職率が高いなど)もしっかり開示するようにしましょう。
学歴や経歴だけを重視して採用しているケースも、ミスマッチが起こる原因です。
確かに採用活動において学歴や経歴は大切な要素です。しかし高い学歴をもっているからといって、自社の業務で活躍できるわけではありません。
入社後しっかり実績や結果を残してもらうためには、求職者の今後のポテンシャルや人間性などを見抜く必要があります。
書類選考や面接時に学歴や経歴だけでなく、求職者が今後活躍できそうか、人柄に問題なさそうかにも着目するようにしましょう。
どれだけ優秀な人材であっても、入社後は「本当に働いていけるのかな?」「仕事や人間関係でミスしたらどうしよう」と大きな不安を抱えているものです。
不安を放置してしまうと、新入社員と既存社員の間で衝突してしまったり、うまくポテンシャルを引き出せなかったりなどの事態が発生してしまいます。
いずれ新入社員のストレスが限界点に達してしまい、離職につながってしまうでしょう。離職につなげないためにも、入社後は会社側もフォローしていくようにしましょう。

求職者側によって採用のミスマッチが起こる原因をまとめました。
聞くべきことを質問できていない
求職者側が虚偽の経歴を記載している
求職者は面接時には非常に緊張しているものです。
面接担当者に会社について聞きたいことがあっても、過度の緊張から質問できていないケースもあるでしょう。不明点がクリアになっていないまま入社してしまうと、会社への不満や入社前のイメージの齟齬が生まれ離職につながってしまいます。
そのような事態を起こさないためにも、質問しやすい雰囲気を作る、逆に面接担当者からも質問してみるなどの対策を考えてみましょう。
求職者の虚偽の経歴の記載によって、ミスマッチが生じている場合もあります。
面接担当者が求職者の虚偽の経歴を信じて採用してしまうと、入社後に想定していた活躍をしてもらえないなどのリスクがあるでしょう。求職者は偽った経歴と、入社後の成果の乖離から大きなプレッシャーを感じてしまい、退職してしまう可能性があります。
虚偽の経歴を見抜くのは非常に難しいものです。後述で解説する「適性テストを実施する」などの対策を取り、ミスマッチを防ぐようにしましょう。

採用のミスマッチで起こりうるリスクをまとめました。
採用にかけたコストが無駄になる
既存社員のモチベーションが低下する
悪い評判につながる
採用のミスマッチが起こり新入社員に辞められてしまうと、これまでかけた採用コストや教育コストが無駄になってしまいます。
せっかく採用した人材がいなくなるだけでなく、これまでかけたコストが無駄になるのは企業の活動にとって大きなリスクです。
資金が潤沢な大企業ならまだしも、中小企業やベンチャー、スタートアップ企業であれば致命傷となりかねないでしょう。
場合によっては数百万、数千万単位の採用コストが無駄になってしまうことがあります。
採用のミスマッチによって新入社員が退職すれば、既存社員にマイナスの影響を与えます。
目の前の仕事に収集できなくなり社内の生産性が下がるだけでなく、芋ずる式に転職や退職へとつながってしまう場合もあります。そうなれば、ほかの社員にしわ寄せがいくことになるでしょう。
まさに企業にとっては負のループです。意外と軽視しがちな採用のミスマッチですが、企業にとって大きなリスクを招くことを理解しておく必要があります。
採用のミスマッチが継続すれば、「あの企業は退職者ばかりでている」「早期離職率が高い会社」と不名誉な評判が広まってしまうでしょう。
転職サイトや求人サイトで良くない口コミを投稿されてしまう場合もあります。インターネット上でマイナスイメージが波及してしまうため、将来的な経済活動にも影響が出てくる可能性があります。
当然ながら新卒採用の応募率の低下にもつながるでしょう。採用のミスマッチによって、悪い評判が広まるリスクは何としても避けたいところです。

前述で解説したとおり、採用のミスマッチは企業にとって何としても避けたいことでしょう。とくにベンチャーやスタートアップ企業は、ミスマッチを防ぐために慎重に採用活動を進めるべきです。
とはいえ考えもなしに採用活動を進めても、求職者と企業の間でミスマッチが起こってしまいます。本章で解説する採用のミスマッチの対策法を参考に、採用活動を進めてみてください。
採用したい人材を明確にする
カジュアル面談に取り組む
適性テストを実施する
会社のマイナスの側面もしっかり伝える
採用のミスマッチを防ぐためには、まずは自社が採用したい人材を明確にすることが大切です。
採用活動は自社商品・サービスのマーケティング活動と一緒です。ターゲットやペルソナが明確になっていないと、どのような採用戦略・施策を実施するのか方向性が定まりません。
採用できたとしても自社が求める人材とは大きく異なり、ミスマッチにつながってしまうでしょう。
しかし採用したい人材が明確であれば、社内で情報共有して認識を統一させられますし、施策を実施してより自社にマッチした人材が応募してくるよう仕掛けることもできます。
もし採用したい人材が定まっていない場合は、自社が欲しい人物像を明確にするところから始めましょう。
採用のミスマッチを防ぐために、カジュアル面談に取り組むのも一つの手段です。
カジュアルに話せる場を設けることで、フランクな雰囲気で相手とコミュニケーションが取れます。つまり面接の場よりも、求職者の本質的な考えを引き出すことができるわけです。
たとえば前職を辞めてなぜ自社に入社したいのか、将来のキャリアプランはどのように考えているのか、入社するうえで不安に抱えていることはないのかなど、面接本番では緊張して話しにくいことも気軽に聞きだせます。
カジュアル面接で事前にコミュニケーションを深めることで、お互いの認識を擦り合わせられるでしょう。
注意点は、面接のように自社から一方的な質問をしないことです。カジュアル面談はあくまで相互理解を深めて、関係性を築く場所です。
一般的なコミュニケーションを心がけるようにしましょう。
適性テストを実施すれば、採用のミスマッチを防げる可能性が高くなります。
求職者の能力や知識、性格を診断できるからです。ストレス耐性や仕事に対する考え方も知れるため、自社の業務内容にマッチしているかが事前に把握できるようになります。
たとえば自社が営業の人材を欲しているとしましょう。適性テストを実施し、求職者のコミュニケーション能力が欠けていると判断できれば、その時点で不採用とすることも可能です。
逆に自社の業務内容に対して適性があれば、採用候補者として積極的に見極めていく必要があります。
適性テストは面接の場ではわからないことも分析できるため、「こんなはずじゃなかったのに」と、入社後に後悔する機会もないでしょう。
採用のミスマッチを防ぎたいなら、会社のプラスの側面だけでなく、マイナスの側面もしっかり伝えるようにしましょう。
たとえば競合他社よりも福利厚生の充実度が劣る、年収が低い、従業員の満足度がまだまだ足りていない、過去に炎上した経験があるなど、大企業や中小企業であっても何かしらのマイナスの側面があるはずです。
自社からあえてマイナスの側面を伝えることで、求職者の信頼を得られます。また入社後に「そんな話聞いてない」と言われ、トラブルに発展することもないでしょう。
プラスの内容だけ伝えても、あとからしわ寄せが来る可能性が高いです。入社希望の意欲が高い方には、しっかり自社のマイナスの側面を伝えるようにしましょう。

正社員採用のミスマッチにはさまざまなリスクがあります。
ミスマッチが起これば、当然ながらこれまでかけた採用コストが無駄になります。また既存社員のモチベーションの低下も免れないでしょう。
ベンチャーやスタートアップ企業としては致命傷となりかねないので、採用のミスマッチによるリスクは絶対に回避したいところです。
そこでオススメしたいのが、業務委託者を採用する方法です。正社員を採用するよりも採用コストがかかりませんし、教育に手間暇かける必要もありません。
本章では業務委託の基礎知識やメリット、業務委託者とつながれるサービスを紹介します。
業務委託とは、自社の業務を外部の個人事業主や企業に任せる形態のことです。
正社員や契約社員のように、雇用契約を締結しません。主従関係がないため、仕事を任せる委託者と仕事を請け負う受託者はあくまで対等な関係です。
ここで注意したいのが、業務委託契約という法律は存在しないことです。「請負契約」と「委任契約」を総称して、業務委託契約と呼ばれています。
【請負契約における職種の一例】
ライター
デザイナー
プログラマー
【委任契約における職種の一例】
弁護士
司法書士
税理士
業務委託を活用するメリットはたくさんあります。
即戦力となる人材を必要なシーンにだけ活用できる
すでに専門的なスキルを持っているため教育コストがかからない
一部の業務を委託することで、自社社員をコア業務に専念させられる
業務委託人材は、正社員のように継続して雇用するものではありません。自社の業務量に合わせて人材を確保することで、人件費を抑えられます。
また専門的な経歴やスキルを持っているケースが多いため、教育コストがかからない点も魅力です。
業務委託者とつながれるサービスをまとめました。
複業クラウド
クラウドワークス
ランサーズ
企業の採用課題や目的によって、利用すべきサービスは異なります。しっかり比較検討した上で、利用するサービスを選定するようにしましょう。

本記事では、採用のミスマッチが起こる原因や対策法を解説しました。
採用のミスマッチは入社後のフォロー体制がない、会社情報を開示できていないなどの原因によって起こります。自社にとって適切な対策法を実施することで、ミスマッチを回避していけるでしょう。
もし正社員採用によるミスマッチを防ぎたいなら、業務委託人材の活用もオススメです。正社員を採用するよりも採用コストがかかりませんし、教育の手間が少なくてすみます。
本記事の内容を参考に、自社にマッチした採用のミスマッチを回避する手段を考えてみましょう。
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