- 複業クラウドを選んだ理由・エンジニアの母集団形成を能動的に行うため。
- 導入前の課題・講師を希望するエンジニアは採用市場で見つかりにくく、育成にもコストがかかるため人材の確保に苦戦していた。 ・他の採用チャネルも利用していたが、複業希望の人材が少なくスカウトも打てず、受動的な採用活動のみになっていた。
- 導入後の効果・スカウトを積極的に送付し、複業3名、フリーランス2名の計5名のエンジニアを3ヶ月で採用することができた。
「エンジニアリング×教育」のレア人材を3ヶ月で5名確保、人材プールの拡充を実現
エンジニアは売り手市場。人材不足と採用コストに頭を悩ませている人事の方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのはオンラインのプログラミング家庭教師サービスを提供するコードキャンプ株式会社様の事例です。同社では技術力と教育スキルを持った講師やカウンセラーを募集していましたが、両方のスキルを併せ持った人材はそう多くはありません。複業クラウドを導入してから3ヶ月で5名を採用した同社。なぜスムーズな採用ができたのか、その背景を伺いました。
安田朋史(やすだともふみ)
CodeCampGATE プロダクトマネージャー
大学卒業後、大手人材企業にて営業や新規事業立ち上げ、カスタマーサクセスなど多岐に渡る業務を経験。コードキャンプに参画後はプロダクト企画やユーザーグロースを担当。現在はCodeCampGATEのプロダクトマネージャーを務める。
複業クラウド導入前の課題を教えてください。
コードキャンプのメインビジネスは「オンラインのプログラミング家庭教師」です。必要な人材はマンツーマンで対応できる「講師」と「キャリアカウンセラー」の2職でしたが、いずれもエンジニアスキルはもちろん、教育スキルがなければ務まらないため採用難易度が高くありました。
エンジニアは複業の選択肢がたくさんある仕事です。複業で開発をされている方もいるので、講師やカウンセラーをやりたいという方は少なく、人材確保に苦労していました。一時はエンジニアスキルか教育スキルのいずれかを持っている方を採用し、研修で伸ばしていくことも考えましたが、コストがすごくかかるんですね。フリーランスで探してみても、費用感が合わなかったり。
オンラインスクールは受講生に合わせるので稼働時間が流動的かつ、一定の講師数が必要なサービスです。そのため正社員のように定時で何時から何時まで、という働き方とは相性が良くない。稼働時間は読めなくていいから、人材プールを確保しておきたかったんです。そういった点で、複業クラウド とは親和性が高かったんです。
複業クラウドをご利用いただいてから3ヶ月が経過しましたが、感触はいかがでしょうか?
すごく成果を出せていて、3ヶ月で5名を採用することができました。複業が3名、フリーランスが2名です。
他の採用チャネルも利用していましたが、複業を希望している方も限られていますし、スカウトを利用していなかったため受動的な採用活動に留まっていました。
一方、複業クラウドは複業を探している方が登録しているので話が早いですし、スカウトは何通でも送れるので能動的にアプローチでき、成果につながったと思います。
登録者は職種とスキルで検索できるので、工数と時間が大幅に削減できたことも嬉しかったですね。エンジニアスキルも必要なポジションのため、過去にどのような経験をしてきたかが分かって助かりました。ミスマッチは実際にお会いして5名中1名くらいで、「しっくりこない」と思ったことは少なかったです。
費用対効果はいかがでしたか?
採用費用はとても抑えられました。複業クラウドは月額料金のみで利用できるため、エージェントや求人広告に比べると、導入コストも抑えられましたし、成果報酬も発生しないので助かっています。
複業人材にはどのように働いてもらっているのでしょうか?
人によって様々で、月数十時間〜10時間稼働の方もいますね。受講時間は7〜24時まで対応していますが、マンツーマンなので時間は受講生と講師のマッチングで決まり、講座は平日夜や土日に集中するので、複業される方とのニーズも噛み合っていると思います。
仕事はほぼオンラインで完結しますし、スタッフからの連絡や質問はSlackで全て管理しています。基本的にITに馴染みがある方が多く導入はスムーズでした。オンボーデイングとして研修も行なっていますが、技術を理解してる前提で話を進め、サービス理解や管理ツールの使い方、簡単なロープレなどを行なっています。早い方は2週間で研修を完了しています。
複業人材にスムーズに業務を遂行してもらうために、注意していることはありますか?
講師やカウンセラーは受講生と最も接するポジションのため、彼らの指導が顧客体験を大きく左右します。それでいて教育サービスなので、ただ甘やかすだけでなく厳しく接して後押しすることも求められます。
対策として一番重視しているのは採用です。顧客体験を高めるために、基準を満たす方でなければ採用していません。その点でもミスマッチを防ぎ、採用の工数や時間を削減できる複業クラウドには助けられています。
複業に求めるものは人それぞれなので、ベストな雇用形態は決まっていないと思っています。そのうえで、ライフステージやキャリアのフェーズによって柔軟に関わり方を提案していきたいです。
今後は複業から正社員に登用するケースも考えており、退職した社員が複業的に関わってくれるパターンも実際に起きています。
複業は教育的な側面も持っていると思っており、働く人のキャリアを広げる機会を作れたら非常に意義があると思います。採用面においても、事業としても、「今の仕事に不満はないけれど、なんだか物足りない」と感じている方に豊かなキャリアパスを提供していきたいですね。
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